ドア枠の色選びで失敗しない!後悔しないための色の決め方・選び方のポイント

  • お役立ちコラム

2024.12.17

新築やリフォームで、ドア枠の色選びに悩んでいる方はいませんか。
意外と目立つドア枠は、部屋の印象を大きく左右する重要な要素です。
どんな色を選べばいいのか、他の建具との組み合わせはどうすればいいのか、迷ってしまう方も多いでしょう。
今回は、ドア枠の色選びの基本とポイント、人気色やおすすめの組み合わせ方をご紹介します。
理想のドア枠の色を見つけるお手伝いができれば幸いです。

ドア枠の色選びの基本とポイント

1.ドア枠の色が与える印象

ドア枠の色は、空間の印象を大きく左右します。
例えば、白は清潔感や開放感を与え、空間を広く見せる効果があります。
一方、黒やダークブラウンは空間を引き締め、高級感や重厚感を演出します。
木目調はナチュラルな雰囲気を演出し、温かみのある空間を作ります。
このように、色によって印象が大きく変わるため、どのような空間にしたいかをイメージしながら色を選ぶことが大切です。

2.ドアの色との組み合わせ

ドア枠とドアの色は、同系色でまとめるのが基本です。
例えば、白いドアには白いドア枠、木目調のドアには同系色の木目調のドア枠を合わせると、統一感のある空間に仕上がります。
ただし、ドアの色とドア枠の色にコントラストをつけることで、ドアを強調し、空間にアクセントを加えることも可能です。
例えば、白いドアにダークブラウンのドア枠を合わせると、ドアが引き立ち、モダンな印象になります。

3.床材との組み合わせ

ドア枠の色は、床材の色とのバランスも重要です。
床材が明るい色の場合は、ドア枠も明るい色で統一すると、空間が広く感じられます。
床材が濃い色の場合は、ドア枠も濃い色で合わせるか、壁の色と合わせることで、落ち着いた雰囲気を演出できます。
床材とドア枠の色にコントラストをつけすぎると、空間がチグハグな印象になってしまうため、注意が必要です。

4.壁の色との組み合わせ

ドア枠の色は、壁の色との組み合わせも考慮しましょう。
壁とドア枠を同系色でまとめると、統一感のある空間に仕上がります。
例えば、白い壁には白いドア枠を合わせると、空間が広く明るく感じられます。
一方、壁とドア枠の色にコントラストをつけることで、空間にメリハリをつけることも可能です。
例えば、白い壁にダークブラウンのドア枠を合わせると、空間が引き締まり、モダンな印象になります。

人気ドア枠の色とおすすめの色選び

1.定番の白

白は、ドア枠の定番色です。
清潔感や開放感があり、どんな空間にも合わせやすいのが特徴です。
特に、狭い空間や光が少ない空間では、白のドア枠を選ぶことで、空間を広く明るく見せる効果が期待できます。
また、白は他の色との相性が良いため、様々なインテリアスタイルに合わせやすい点も魅力です。

2.ナチュラルな木目調

木目調のドア枠は、自然素材の温かみを感じさせ、ナチュラルな雰囲気を演出したい方におすすめです。
明るい木目調は、空間を柔らかく優しい印象にし、濃い木目調は、落ち着いた重厚感のある空間を演出します。
床材や建具と色味を合わせることで、統一感のある空間に仕上がります。

3.空間を引き締めるダークブラウン

ダークブラウンのドア枠は、空間を引き締め、高級感や重厚感を演出したい方におすすめです。
モダンなインテリアスタイルや、落ち着いた雰囲気の空間にマッチします。
白い壁や明るい色の床材と組み合わせることで、空間にメリハリが生まれ、より洗練された印象になります。

4.個性的なカラー

近年では、ネイビーやグレー、グリーンなど、個性的なカラーのドア枠も人気を集めています。
これらの色は、空間にアクセントを加え、おしゃれな雰囲気を演出することができます。
ただし、個性的な色は他の建具との組み合わせが難しいため、慎重に選ぶ必要があります。
インテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。

5.ドア枠の色選びで後悔しないために

ドア枠の色選びで後悔しないためには、サンプルを取り寄せて、実際に自分の目で見て確認することが大切です。
小さなサンプルではイメージと異なる場合もあるため、A4サイズ以上の大きなサンプルで確認することをおすすめします。
また、ショールームなどで、実物大のドア枠を確認するのも良いでしょう。
照明の色や周りの環境によっても見え方が変わるため、様々な条件下で確認することで、より理想に近い色を選ぶことができます。

まとめ

ドア枠の色選びは、部屋全体の印象を左右する重要なポイントです。
今回はご紹介した色選びのポイントや人気色、他の建具との組み合わせ方を参考に、理想の空間作りを実現してください。
サンプルやショールームで実物を確認することも、失敗を防ぐための大切なステップです。
今回の記事が、ドア枠選びの参考になれば幸いです。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

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