明るいリビングを作ろう!採光のコツを紹介します!

  • お役立ちコラム

2024.12.12

新築やリフォームで、明るいリビングを実現したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
リビングにたっぷりの光を取り入れ、明るく開放的な空間を作りたいけど、具体的な方法がわからない。
そんな悩みをお持ちではありませんか。
この記事では、リビングの採光を良くするためのポイントに分け、わかりやすく解説します。

リビングが明るく開放的にするメリット

明るいリビングは、部屋を広く見せ、おしゃれな雰囲気を演出するだけでなく、精神的な安定をもたらすなど、様々なメリットがあります。

1:部屋が広く見える

たっぷりと採光できる明るいリビングは、実際の間取りよりも部屋を広く見せる効果があります。
住み心地の良さを叶えるためには、「広い空間」が大切な要素のひとつです。
リビングの床面積には限りがあっても、明るい空間を意識して見せ方を変えるだけで、開放的なリビングにすることができます。

2:おしゃれな雰囲気に

おしゃれな雰囲気づくりのためには、インテリアや内装にこだわるだけではありません。
光がたっぷりとふり注ぐ開放的なリビングは、それだけでおしゃれな空間を演出することができます。
住みやすい環境だけではなく、おしゃれな見た目のリビングを手に入れたいという方は、採光性の良さを意識した家づくりも大切です。

3:気分も上がって健康的に

明るい空間で過ごすことは、私たちの精神にも良い影響を及ぼします。
太陽光を浴びると、精神を安定させる働きをする「セロトニン」という物質が分泌されることがわかっています。
太陽の光をたくさん取り入れることで、リラックスした穏やかな生活が送れるようになります。
また、最近は在宅ワークが増えてきていることもあり、「暗い屋内で長時間過ごすと気分が落ち込んでしまう」という声もよく聞きます。
明るいリビングは、心身ともに健康的な生活を送るために欠かせない要素と言えるでしょう。

リビングの採光をよくするためのコツ

1:窓の方角

窓の方角は、リビングの採光に大きく影響します。
南向きの窓は、一年を通して日差しが入りやすく、明るいリビングを実現しやすいです。
しかし、夏は暑くなりすぎる可能性があるため、窓に遮光カーテンやブラインドを取り付けるなど、工夫が必要です。

東向きの窓は、朝日が差し込み、気持ちの良い朝を迎えられます。
ただし、午後は日差しが弱くなるため、照明が必要になる場合があります。

西向きの窓は、夕日が綺麗に見え、開放的な空間を作ることができます。
しかし、西日は強く、夏は暑くなりやすいので、日差しを遮る工夫が必要です。

北向きの窓は、一年を通して日差しが弱く、室温が安定しやすいです。
しかし、薄暗くなりやすく、照明が必要になる場合があります。

窓の方角によって、日当たりの状況や室温が大きく変わるため、窓の大きさや位置を検討し、採光を最大限に活かせるようにしましょう。

2:天井

天井が高いと、部屋全体に光が行き渡り、開放的な空間になります。
天井の色は、白や薄いグレーなど、明るい色を選ぶと、より明るく感じられます。
また、天井に窓を設けることで、さらに光を取り込むことができます。
天井の素材には、光を反射しやすい素材を選ぶと、より明るく感じられます。
例えば、鏡面仕上げの素材や、光沢のある塗装などがおすすめです。

3:カーテン

カーテンは、日差しを調整する重要な役割を果たします。
明るいリビングを実現するためには、レースカーテンや薄手のカーテンなど、光を通しやすい素材を選ぶようにしましょう。
また、カーテンの色は、白や薄いグレーなど、明るい色を選ぶと、より明るく感じられます。
遮光カーテンは、光を完全に遮断するため、寝室などには最適ですが、リビングにはあまりおすすめできません。
リビングでは、光を遮りすぎず、程よく採光できるカーテンを選ぶようにしましょう。

まとめ

この記事では、リビングの採光を良くするためのコツを紹介しました。

窓の方角、天井、カーテンなど、さまざまな要素を考慮することで、明るく開放的なリビングを実現することができます。
これらのポイントを参考に、あなたも理想の明るいリビングを作ってみてください。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

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