ウッドデッキとテラスの違いは?それぞれのメリットとおすすめなケースを紹介

  • お役立ちコラム

2024.12.04

ウッドデッキとテラス、どちらも屋外空間を拡張するアイテムとして人気ですが、違いを理解していますか。
新築やリフォームを検討しているあなたは、理想のマイホームにウッドデッキとテラス、どちらを採用するか迷っているかもしれません。
この記事では、ウッドデッキとテラスの違いを詳しく解説し、それぞれのメリット・デメリット、おすすめなケースを分かりやすく説明します。

ウッドデッキとテラスの違いは?

ウッドデッキとテラスは、どちらも屋外空間を拡張するアイテムですが、構造や用途、目的が異なります。

1:ウッドデッキの特徴

ウッドデッキは、木製またはウッド調の素材で作られたデッキのことです。

・リビングとの一体感
リビングに併設され、高さを合わせて設計されることが多いので、室内からのアクセスがスムーズです。

・庭との境界線
リビングとの段差は小さく、庭との段差は50cm程度と明確に区切られています。

・構造
土台の上に床材や側面の木材などを組み合わせて設置されます。

・用途
リビングの延長として、食事や団欒、趣味のスペースなど、様々な用途で活用できます。

・素材
木製の他に、コンクリートやアルミなど、様々な素材があります。

2:テラスの特徴

テラスは、庭に設置する屋外スペースのことで、お庭の拡張性を高めるエクステリアの一つです。

・庭との一体感
庭の一部として、明確な段差を設けずに設置されることが多いです。

・構造
基礎工事を行い、床材を敷設します。

・素材
床材には石やタイル、レンガ、木材など、様々な素材が使われます。

・用途
庭の延長として、ガーデニング、BBQ、食事など、様々な用途で活用できます。

・デザイン
様々なデザインがあり、庭の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

ウッドデッキとテラスのどちらがおすすめ?

ウッドデッキとテラスは、それぞれ異なる特徴を持つため、どちらがおすすめかは、あなたのライフスタイルやニーズによって異なります。

1:ウッドデッキがおすすめなケース

・リビングとのつながりを重視したい
室内との行き来が頻繁で、リビングの延長として使える空間が欲しい方におすすめです。

・洗濯物を干したい
家事動線を重視し、外履きを使わずに洗濯物を干せるスペースが欲しい方におすすめです。

・小さなお子様を遊ばせたい
安全に配慮した、リビングから見渡せる遊び場が欲しい方におすすめです。

・ウッドデッキに憧れがある
木の温かみや自然を感じられる空間が欲しい方におすすめです。

2:テラスがおすすめなケース

・庭を広く活用したい
庭のスペースを有効活用し、開放的な空間を作りたい方におすすめです。

・友人や家族と屋外で過ごしたい
庭でBBQや食事を楽しむなど、屋外での過ごし方を充実させたい方におすすめです。

・個性的な空間を作りたい
石やタイルなど、こだわりの素材で個性的な空間を作りたい方におすすめです。

まとめ

ウッドデッキとテラスは、それぞれ異なる特徴を持つため、どちらが最適かは、あなたのライフスタイルやニーズによって異なります。
ウッドデッキはリビングの延長として、室内とのつながりを重視したい方におすすめです。
一方、テラスは庭の拡張として、自然と一体感を演出したい方におすすめです。
この記事が、あなたの理想のマイホームに最適な選択をするための参考になれば幸いです。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

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