注文住宅のトイレの広さやおしゃれな空間づくりのヒントを紹介!

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2024.11.16

注文住宅のトイレは、生活空間の中でも重要な場所の一つです。
広さ、デザイン、機能性など、様々な選択肢があり、理想の空間を実現するためには、計画段階からしっかりと検討することが大切です。
この記事では、注文住宅におけるトイレの広さ、おしゃれな空間づくりのヒントについて解説します。
失敗しないトイレ設計のポイントを理解し、快適で美しいトイレ空間を手に入れましょう。

注文住宅のトイレの広さはどれくらいが良い?

1:一般的なトイレの広さ

一般的な戸建て住宅のトイレの広さは、1帖(約1.62平方メートル)です。
タンクレストイレでなければ、便器の背もたれ部分にタンクが付いているため、前方の壁やドアとの距離が近くなります。
しかし、1帖あれば、壁やドアとの間に窮屈さを感じることはあまりありません。

2:タンクレストイレやおしゃれなトイレに適した広さ

手洗い場を別に設けたい場合や、広くおしゃれで贅沢なトイレにしたい場合は、1.25帖(約2.03平方メートル)や1.5帖(約2.44平方メートル)がおすすめです。
タンクレストイレの場合は、1.25帖あれば、手洗い場を別途カウンターのように設けることができ、ゆったりとした空間を実現できます。
トイレの手洗い場に関しては、奥行きが18cm~25cmくらいあると、手が洗いやすくなります。

3:高齢者の方や要介護者の方、車いすを使用する方がいる場合

高齢者の方や車いすを使用する方がいる場合は、1.5帖(約2.44平方メートル)がおすすめです。
手すりを設置することで、当人も動作が行いやすくなり、介助者もお手伝いが行いやすくなります。
快適なトイレ時間を過ごせるように、十分な広さと安全性を確保することが重要です。

4:コンパクトなトイレの広さ

限られたスペースにトイレを設けたい場合は、0.75帖(約1.22平方メートル)程度のコンパクトな広さでも、工夫次第で快適な空間を実現できます。
コンパクトなトイレでは、省スペース型の便器や、壁付けの手洗い場などを採用することで、空間を有効活用できます。

トイレのおしゃれなデザイン

1:シンプルで清潔

シンプルなトイレにするためには、装飾は最小限に抑え、少ない色数で構成します。
白を基調とするのであれば、黒やベージュなどの低彩度の色を取り入れることが効果的です。
床材や壁材は、一般的なビニールクロスやクッションフロアではなく、タイルや塗装、珪藻土など素材感が異なるものに変えることで、個性のある一味違ったおしゃれな空間に仕上がります。
照明は、自然光に近い昼白色や青みがかった昼光色の照明を選ぶと、清潔でシンプルな内装にあった洗練された雰囲気にすることが出来ます。

2:ナチュラルな木の雰囲気とカラーが可愛い北欧風のトイレ

北欧風のトイレを作るためには、色合いと素材が大切です。
北欧では日照時間が比較的短く、悪天候の日が多いため、必然的に家の中で過ごす時間が長くなります。
そのため、家の中の閉鎖的な空間でも明るい気持ちになれるカラーや温かみのある素材を使用することが多くなっています。

床材には、薄い色の木目調のタイルや、木製のフロアタイルなどがおすすめです。
壁材には、薄いグレーや薄いグリーンなどの淡い色の壁紙や、木製の壁パネルなどを採用すると、より北欧らしい空間を演出できます。
照明は、白熱灯や電球色の照明を選ぶと、暖かみのある空間になります。
また、クッションやポスター、グリーンなどを置くことで、より北欧らしい雰囲気を演出できます。

3:ホテルライクでラグジュアリーなトイレ

ホテルライクなトイレは、高級感があり、洗練された空間を目指したい方におすすめです。
床材には、大理石調のタイルや、落ち着いた色合いのクッションフロアなどがおすすめです。
壁材には、シンプルな白やグレーの壁紙、アクセントとして木目調の壁紙などを採用すると、より高級感を演出できます。
照明は、ダウンライトやスポットライトなど、光の色温度を調整できる照明を選ぶと、雰囲気に合わせた演出ができます。
また、高級感のあるタオルや石鹸、ディスペンサーなどを置くことで、よりホテルライクな雰囲気を演出できます。

まとめ

注文住宅のトイレは、広さ、デザイン、機能性など、様々な要素を考慮して設計する必要があります。
この記事では、トイレの広さ、おしゃれな空間づくりのヒントについて解説しました。
自分のライフスタイルや好みを理解した上で、快適で美しいトイレ空間を実現しましょう。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

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