本棚のある家|暮らしを彩る収納アイデアと設計事例集
- お役立ちコラム
2024.08.17
本が好きな方であれば、理想の書斎空間を作りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、本棚のある家の設計事例を紹介し、インテリアのポイントや本棚のデザイン、収納アイデアなどを解説していきます。
□本棚のある家|設計事例から学ぶインテリアのポイント
1: 壁一面の本棚
壁一面の本棚は、圧倒的な存在感と収納力を兼ね備えています。
例えば、スズケン一級建築士事務所が手掛けた「ほんとのいえ」では、研究者夫婦の膨大な蔵書を収納するために、壁一面に本棚を造作しています。
本棚の中を遊歩道のように歩き回るというユニークな発想で、生活空間と調和した美しい書斎空間を実現しています。
2: 本棚とデスクの組み合わせ
本棚とデスクを組み合わせることで、読書や仕事に集中できる快適な空間を作り出せます。
YOSHINORI SAKANO ARCHITECTS Co,.Ltd.が設計した「little valley house」では、中庭に面したガラス張りのミニライブラリーに、本棚とワークデスクを配置しています。
家族の交流スペースでありながら、それぞれが集中できる空間を確保しています。
3: 吹き抜けと本棚
吹き抜けと本棚を組み合わせることで、開放感とスタイリッシュさを演出することができます。
UME architectsが手掛けた「北白川の角家 / The Corner House in Kitashirakawa」では、2階と3階をつなぐ階段の吹き抜け周りに、ベルトのような造作収納兼カウンターを設置しています。
白で統一された空間には、本やオブジェ、緑が飾られ、日常的に多用途に使える、美しい空間です。
□本棚のある家|理想の書斎空間を実現するためのポイント
本棚のある家を実現するためには、収納する本の量やサイズ、設置場所、地震対策など、事前に考慮すべきポイントがいくつかあります。
1: 収納する本の量とサイズ
まずは、収納する本の量とサイズを把握することが重要です。
本の種類によってサイズは大きく異なりますので、棚の高さが合わなかったということがないように、事前に確認しておきましょう。
例えば、大型の画集や雑誌、文庫本、単行本など、それぞれ収納スペースを考慮する必要があります。
2: 設置場所
本棚を設置する場所も重要なポイントです。
直射日光が当たらない場所や湿気の少ない場所を選び、大切な本を日焼けや劣化から守りましょう。
また、設置場所のサイズも確認し、部屋のバランスを考慮して本棚のサイズを決めることが大切です。
3: 地震対策
地震対策も忘れずに行いましょう。
本は意外と重いので、地震時に落下すると大変危険です。
転倒防止用の固定具や、本棚から本が落下しないようにする滑り止めテープなどを活用しましょう。
4: 本棚の種類
本棚には、既製品と造作の2種類があります。
既製品は、種類が豊富で価格も比較的安価ですが、サイズやデザインが限られる場合もあります。
一方、造作は、部屋に合わせてサイズやデザインを自由に決められるため、理想の書斎空間を実現できます。
□まとめ
本棚のある家を実現するためには、設計事例を参考に、インテリアのポイントや収納方法などを検討することが大切です。
収納する本の量やサイズ、設置場所、地震対策など、事前に考慮すべきポイントを理解し、自分にとって最適な本棚を選びましょう。
本棚は、単なる収納スペースではなく、書斎空間の雰囲気を大きく左右する要素の一つです。
この記事を参考に、ぜひ理想の書斎空間を実現してください。
投稿者プロフィール
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丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。
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