リビングにダウンライトの配置!後悔しないための選び方と配置例

  • お役立ちコラム

2024.08.08

リビングの照明は、空間の雰囲気を大きく左右します。
その中でも、ダウンライトはシンプルでありながら効果的な照明方法として人気があります。

しかし、その配置や選び方を間違えると、せっかくのリビングが快適でない空間になってしまうこともあります。
そこで今回は、リビングのダウンライトの選び方と配置例、そして失敗しないためのポイントについて具体的に解説します。

□リビングダウンライト配置例

リビングのダウンライトの配置例について、いくつかの実例を基に解説します。

1:リビング全体にバランスよく配置する

ダウンライトをリビング全体に均等に配置することで、どこにいても明るく感じる空間が作れます。
明るさを重視する方におすすめの配置方法です。
特に、広いリビングや家族が多く集まる場所では、この方法が有効です。

2:リビングの中央にまとめて配置する

ダウンライトをリビングの中央に3灯まとめて配置すると、スタイリッシュなデザイン性が高まります。
この配置は、視線を天井に集める効果があり、天井のデザインが際立ちます。
木目天井など、素材感を活かしたい場合に最適です。

3:テーブルとソファ上に配置する

書き物や読書をすることが多いリビングでは、テーブルとソファの上にダウンライトを配置すると便利です。
ダウンライトをテーブルとソファ幅に合わせることで、均等な明るさを確保しながら、デザイン性も高められます。

4:テレビとテーブル上に配置する

リラックスしたい時には、ソファの上にはダウンライトを配置せず、テレビとテーブルの上に設置する方法がおすすめです。
これにより、ソファでくつろぐ際に眩しさを感じることなく、適切な明るさを確保できます。

5:座る場所付近に配置する

リビング内に複数の座る場所がある場合、それぞれの場所に合わせてダウンライトを配置すると良いでしょう。
座る場所の上に照明があると読書がしやすくなり、家具の上に照明を配置することでインテリアも引き立ちます。

□リビングダウンライト配置の失敗しないためのポイント

リビングにダウンライトを配置する際の注意点と、失敗しないためのポイントを紹介します。

1:家具との兼ね合いを考える

ダウンライトは家具の真上に設置するのが基本です。
特にテーブルやデスクの上には、他の部分よりも間隔を詰めて2~3灯設置するのが理想です。
これにより、必要な明るさを確保しやすくなります。

2:均等に配置する

家具の配置がまだ決まっていない場合や、模様替えをする可能性がある場合は、ダウンライトを均等に配置することを検討しましょう。
どこに家具を移動させても困らないようにするためには、均等な配置が有効です。

3:必要な数を確認する

ダウンライトは光の届く範囲が限られているため、設置する数を事前に確認することが重要です。
例えば、60Wのダウンライトなら1畳につき1灯が目安です。
18畳のリビングダイニングキッチン(LDK)なら、14~15灯程度の設置が適切です。

4:他の照明との組み合わせを考える

ダウンライトだけでは暗さが気になることがあります。
スタンドライトやフロアランプなど、他の照明と組み合わせることで、リビング全体の明るさを調整できます。
特に、リビングは家族が集う場所なので、明るさが重要です。

□まとめ

リビングのダウンライトの選び方と配置例、そして失敗しないためのポイントについて解説しました。
リビング全体にバランスよく配置する方法から、家具や座る場所に合わせた配置方法まで、さまざまな例を参考にしながら、自分に合った照明計画を立ててください。
また、配置の際には家具との兼ね合い、必要な数、他の照明との組み合わせを考慮し、専門家のアドバイスを取り入れることで、失敗しないダウンライトの配置が実現できます。
これらのポイントを押さえて、理想的なリビング空間を作り上げましょう。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

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