キッチンの前面収納の魅力とは?造作キッチンについてもご紹介!

  • お役立ちコラム

2024.07.08

キッチンは、家族の生活の中心となる場所。

だからこそ、使いやすく、そして自分好みの空間でありたいものです。

しかし、理想のキッチンを実現しようとすると、様々な選択肢があり、情報収集に時間を費やしてしまうことも。

特に、収納やデザインに関して、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

□キッチンの前面収納の魅力とは?

近年、人気が高まっているのが、キッチンの前面収納です。

前面収納とは、対面式キッチンや、キッチンカウンターのリビング・ダイニング側に設ける収納のこと。

カウンターの下を活用するので、別に収納スペースを確保する必要もなくなります。

1:細々としたものをサッと収納できる
郵便物や書類、お子さんの学校関係のお手紙などは、ダイニングテーブルで整理したり、書き物をするご家庭も多いのではないでしょうか。

このような細々とした書類や、そのために使う文具類などは、ダイニングテーブルの近くに収納できると便利。

また、定位置を決めておかないと大切な種類の場所がわからなくなってしまうので、ダイニングテーブルの近くに種類を置く場所を確保しておきたいものです。

2:よく使うお皿やカトラリーを収納できる
日常で使うお皿やコップ、カトラリーなどは、一般的にはキッチン内の収納棚にしまっておくご家庭が多いかもしれません。

でも、ダイニングテーブルのそばに収納しておけば、食事の準備の時に、サッとテーブルに取り出せるので便利。

お子さんがいるご家庭であれば、お皿やカトラリーの用意は子どもたちの担当にしてみるのもいいですね。

ポイントは、前面収納に置いておくものは、取り皿やコップ、カトラリーなど、そのままテーブルに出せるものだけにすること。

大皿や茶碗など、食べ物をよそってからテーブルに出すものは、キッチン内で手の届く場所に収納しておく方がいいでしょう。

3:テーブルやカウンターの上がごちゃごちゃしない
スッキリとシンプルな暮らしのためには、モノを使ったら片付けることが基本です。

そのためには、モノの定位置を決めることが大切。

でも、郵便物や書類、お子さんのお手紙などは、ついついキッチンカウンターなどに“とりあえず置き”してしまいがち。

さらに、忙しい毎日の中で、この“とりあえず置き”が積み重なると、あっという間にカウンター上がごちゃごちゃになってしまいます。

前面収納があれば、このような細々としたものを収納できるので、カウンター上がスッキリと片付きます。

□造作キッチンとは?

前面収納は、造作キッチンと組み合わせることで、さらに魅力的な空間になります。

造作キッチンとは、既製品ではなく、ゼロから設計・製作するキッチンのことです。

1:自分だけの理想のキッチンを実現できる
造作キッチンは、自分のライフスタイルや好みに合わせて、サイズや素材、収納、設備などを自由に設計できます。

例えば、カウンターの高さや奥行き、収納の仕切り、コンロの位置など、細部までこだわって設計することができます。

また、既製品ではなかなか見つからない個性的なデザインのキッチンも実現可能です。

2:空間全体の統一感を高められる
造作キッチンは、リビングやダイニングと一体感のある空間を作ることができます。

キッチンカウンターの素材や色を、リビングの床や家具に合わせて、統一感を出すことも可能です。

また、前面収納もキッチンと同じ素材で作ることで、空間全体の調和がとれます。

3:収納力も抜群
造作キッチンは、収納スペースも自由に設計できます。

前面収納だけでなく、キッチンの背面や、壁面にも収納スペースを設けることができます。

収納スペースをたっぷり確保することで、キッチン周りの整理整頓がしやすくなります。

□まとめ

キッチンの前面収納は、収納力アップだけでなく、生活空間の使いやすさ、そして見た目の美しさも実現する優れたアイデアです。

造作キッチンと組み合わせることで、さらに理想のキッチン空間を創造することができます。

今回の記事が、皆様のキッチン選びの参考になれば幸いです。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

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