夏涼しい家のポイントとは?工夫することでより一層快適に過ごせます!

  • お役立ちコラム

2024.01.25

理想を詰め込んだ自分らしい家を建てたいという方は多いですが、「一年中快適な家に住みたい!」という願いは、特に共感を呼びます。
特に日本のように四季がはっきりしている国では、夏涼しく、冬暖かい家は家族全員の快適な生活に不可欠です。
そこで今回は、一年中快適な家の構造上のポイントと、夏を涼しく過ごすための工夫について解説します。

□夏涼しい家は冬も涼しい!

一年中快適な家を実現するためには、高気密・高断熱の構造が鍵を握ります。
外気の影響を受けにくいと、冬は暖かく、夏は涼しい家になるのです。

*外気の影響を遮断する高気密高断熱構造

家の気密性を高め、隙間風を防ぐことで、外気の影響を最小限に抑えます。
また、高断熱の家は外からの熱を遮断し、室内温度を一定に保てます。
これにより、光熱費も大きく節約できるでしょう。

*窓部分の工夫

外気の影響を最も受けやすい窓には、複層ガラスや断熱シート、樹脂サッシなどを採用し、気密性と断熱性を高める工夫が必要です。
これにより、冬の暖かさと夏の涼しさを室内に保持できます。

*全館空調システム

家全体を1つの空調システムで管理する全館空調システムは、常に新鮮な空気を循環させ、室内の温度を一定に保ちます。
これにより、家全体が年中快適な空間になります。

□工夫を凝らして夏を快適に過ごしましょう!

夏を快適に過ごすためには、特に風通しの良さが重要です。
ここでは、涼しい家にするための工夫を3点紹介します。

1:窓からの風通しを最大化

室内の空気を新鮮なものに入れ替えるために、窓を開けて外気を取り入れることが重要です。
重力換気を活用し、窓の配置によって自然の風を効率よく室内に取り入れましょう。

2:換気扇とサーキュレーターの使用

換気扇を利用して外の空気を取り込むことも有効です。
また、サーキュレーターを使用して空気の循環を促進し、エアコンの効果を高めることも大切です。

3:夏向けの住宅デザイン

北側に窓を設置したり、軒の深い屋根を取り付けたりすることで、夏の暑さを和らげつつ、自然の光を効率よく取り入れられます。
暑さを軽減する、涼しくて快適な家を目指しましょう。

□まとめ

この記事では、一年中快適な家を実現するための構造上のポイントと、夏を涼しく過ごすための工夫について紹介しました。
高気密・高断熱の家は、冬の暖かさと夏の涼しさを室内に保ち、全館空調システムは一年を通じて快適な空間の実現が可能です。
また、風通しを良くすることで、夏の暑さを和らげられます。
これらのポイントを押さえ、理想の快適な住まいを実現しましょう。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

関連記事