バルコニーの広さの目安はどのくらい?後悔しないためのポイントもご紹介
- お役立ちコラム
2023.12.03
マイホームにバルコニーがあると、自宅でやれることの幅が広がり、より豊かな暮らしに近づけます。
実際、家づくりにおいてはバルコニーのある住まいに憧れる方も多いですが、いざバルコニーを設置しようとしたときに問題となるのが、「どのくらいの広さにすれば良いのか」ということです。
バルコニーは狭すぎては不便ですが、広すぎても持て余してしまいます。
そこで今回は、バルコニーの適切な広さの目安やバルコニーを作る際のポイントについてご紹介します。
□バルコニーの広さの目安は?
* 一般的な用途では奥行き910mm
バルコニーの広さは、その用途によって適切な寸法が変わるのは言うまでもありません。
一般的な用途、例えば室外機の設置や簡単な物置き場として使う場合、奥行き60~91cm程度で十分です。
しかし、この広さでは洗濯物を干すのには制約が多く、特に小さなお子様がいる家庭では狭さを感じるでしょう。
*洗濯物干しに使う場合は奥行き1,000mm以上
洗濯物をしっかりと干すためには、奥行き1m以上が理想的です。
この広さならば、洗濯物が壁や手すり、室外機に触れる心配がほぼなく、布団も余裕を持って干せます。
奥行き1m、幅2m程度あれば、洗濯物を干す際のストレスはほとんど生じないでしょう。
*趣味活動では奥行き1,200mm以上
バルコニーでガーデニングや家庭菜園、趣味の活動を楽しむ場合、奥行きと幅はより広く取るべきです。
最低でも奥行き1.2m、幅2m以上が望ましいです。
この広さがあれば、座って作業するのも快適で、椅子やテーブルを置いても窮屈に感じないでしょう。
□バルコニーづくりで後悔しないためのポイント
1.使い方の具体的イメージ
バルコニーの広さは、その用途によって変わるため、具体的な使い方を事前にイメージすることが重要です。
何のために作るのか、どのように使うのかを明確にして、それに合わせて奥行きや幅を設定すると、後悔することは少なくなります。
2.バルコニーの位置
バルコニーを設置する位置も、その使い勝手に大きく影響します。
例えば、洗濯物を干す場合は洗濯機に近い位置が便利ですし、日当たりや周囲の視線も考慮に入れるべきです。
位置によっては、道路側に作ると周囲の視線が気になる可能性もあるため注意しましょう。
3.立ち上がり壁の考慮
立ち上がり壁は、バルコニーと室内を仕切る防水のために設けられますが、これがあると出入りが不便になる場合があります。
そのため、バルコニー自体を少し低い位置に設定することで、使い勝手が向上します。
特にアウトドアリビングとして使いたい場合は、段差をなくして心地よい空間を作る工夫が必要です。
□まとめ
今回は、バルコニーの広さの目安や作る際のポイントについてご紹介しました。
バルコニーの広さを考える際には、まずバルコニーを何の目的で設置するのかを考えることが大切です。
目的に合った適切な広さのバルコニーを設置できるよう、きちんと計画を持った家づくりを行いましょう。
投稿者プロフィール
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丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。
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