リビングを広く見せる間取りのポイントは?快適なリビング実現のために!

  • お役立ちコラム

2023.11.29

家づくりにおいて起こる後悔は様々ですが、例えば「リビングが思ったよりも狭かった」「もう少し広々としたリビングが欲しかった」といったことが挙げられます。
リビングは家の中でも特に過ごす時間が長く、重要度が高い場所です。
そのため、広々とした快適なリビングを実現することは、快適な暮らしを実現することに直結するのです。

そこで今回は、リビングをより広く見せて、快適な暮らしを実現するためのポイントをご紹介します。
十分な床面積を確保できないという場合でも、広く見せるポイントを押さえることで大きな違いが生まれるため、ぜひ参考にしてみてください。

□リビングを広く見せる間取りのポイントは?

*大きな窓で開放感を演出する

大きな窓を設置することで、空間そのものが広がったような印象が生まれます。
大きな窓でリビングと庭やテラスを一体化させることで、リビングはただの居住空間から、自然を感じられる開放的な場所へと変化します。

ただし、大きな窓を設置すると熱の出入りが激しくなるため、断熱性能には目を光らせておく必要があります。

*収納にもこだわる

収納スペースが十分にあると、床面がすっきりし、部屋全体が広く見えます。
反対に、収納スペースが十分でないと、室内にものが多くなり、空間全体が狭く見えてしまいます。
また、壁に固定したフロートタイプの収納は、足元の空間を開けることで、さらに部屋を広く見せる効果を高めます。

*他の空間とつなげる

リビングと他の部屋を一体化させることで、空間が広がります。
例えば、和室やヌックなどをリビングに接続することで、多機能な空間を実現できます。

□リビングを広く見せるためには色使いも重要!

色は、ただのデザイン的な要素ではなく、空間の広さの感じ方にも影響を与える力強いツールです。
例えば、暗い色は空間を狭く見せる「収縮色」、明るい色はその逆の「膨張色」として作用します。
また、床から天井にかけて、色が明るくなるように計画すると、空間全体が広がって見えます。

カーテンやソファ、カーペットの色選びも、その効果を高める重要な要素です。
例えば、カーテンは淡い色を選ぶことで、空間に広がりをもたらします。
また、カーペットやラグは季節によって変えることで、部屋全体の印象も一新できます。

最後に、色使いはただの装飾ではありません。
それは、空間を広く見せるだけでなく、そこで過ごす人々の心まで豊かにする力を持っています。
だからこそ、色使いには思慮深く取り組む価値があると言えます。

□まとめ

今回は、リビングを広く見せる間取りのポイントと、色使いの重要性について解説しました。
広々としたリビングを実現するためには、単純に多くの床面積を確保するだけではなく、広く見せるような工夫を取り入れることも重要です。
広く見せるためのポイントを押さえて、開放的で快適なリビングを実現しましょう。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

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