マイホームの資金計画の立て方は?注意点もご紹介!

  • お役立ちコラム

2023.10.13

マイホームを建てる上で避けては通れない、資金計画。
家を建てることには非常に大きなお金がかかるため、資金計画の立て方によっては今後の人生が大きく左右される可能性もあります。
そのため、資金計画を立てるにあたっては、先の将来までを考えた計画性や、リスクを抑える安全性が重要となります。
今回は、そんな家づくりの資金計画の立て方や注意点についてお伝えします。

□マイホームの資金計画の立て方

ステップ1:ライフプランニングシートで将来の収支を確認

住宅ローンの予算を決める際は、最初に「ライフプランニングシート」を作成し、その情報をもとに将来の収支を確認していきます。
ライフプランニングシートは、各世帯の収入や家族構成、ライフイベントなどを考慮して将来の家計収支を可視化するツールです。
日本FP協会が提供しているひな型を使用すれば、個人でも簡単に作成できます。

ステップ2:自己資金や現在の生活費の把握

自己資金とは、住宅購入に充てられる頭金のことです。
すべての貯蓄を頭金に充ててしまうと、将来の収入が途絶えた場合に生活が立ち行かなくなる危険があるため、最低でも6か月~1年間分の生活費を残したうえで、住宅購入の自己資金を確保することが重要です。

ステップ3:適切な予算を算出

予算の算出方法は様々です。
一般的な方法は、年収や毎月の返済可能額から算出する方法です。
持ち家を維持するためにはさまざまな費用がかかるため、それらを考慮して返済額を設定しましょう。

ステップ4:予算をもとに住宅ローンを検討する

おおよその適切な予算がわかったら、それをもとに住宅ローンを検討します。
一口に住宅ローンと言ってもいろんなローンがあるため、ご自身に合ったものを選ぶことが大切です。

□住宅ローンを組む際の注意点

*返済額設定に注意する

現在住宅の材料費高騰により建物価格が上がっている状況です。
そのため、毎月の返済額を抑えるために返済期間を伸ばす、もしくは返済期間を短くするために毎月の返済額を上げて対策する必要があります。
住宅ローンに関する相談も承っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

*住宅ローンの返済以外の必要な維持費を考慮して返済期間を決定する

マイホームが完成し入居すると、住宅ローン返済が始まると同時に住宅の維持費やその他経費が発生します。
これらの具体的な金額についても事前に把握しておきましょう。
例として、かかる経費には下記のようなものがあります。
・不動産取得税(1度のみ課せられる)
・固定資産税(毎年1月1日時点の不動産所有者に課せられる)
・都市計画税(毎年1月1日時点の不動産所有者に課せられる)
参照:彦根市の固定資産税・都市計画税の概要

住宅ローンに関する相談も承っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

*将来のライフプランやリスクを考慮する

住宅ローンの返済は長期間にわたります。
そのため、将来のライフプランやリスクを考慮して、返済計画を立てることが重要です。
教育費、老後資金、車の買い替えなどの大きな出費を予測し、貯蓄に余裕を持たせましょう。
収入の変動やリスクに備えておくことも重要です。

*定年までに完済を目指す

できるだけ定年までに住宅ローンを完済することを目指しましょう。
しかし、中高齢になってから住宅を購入する場合は、返済期間が短くなるため、毎月の支払い金額に注意が必要です。
無理なく支払える設定にしましょう。

□まとめ

今回は、マイホームづくりの資金計画の立て方や注意点についてご紹介しました。
資金計画で重要なポイントとしては、「月々の返済額を家賃と同額にしない」「将来のライフプランやリスクを考慮する」「定年までに完済を目指す」など、さまざま挙げられます。
今回ご紹介した流れや注意点を押さえて、失敗のない資金計画を立ててくださいね。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

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