メリットの多い木の家には注意点もある!後悔しないためのポイントとは?
- お役立ちコラム
2023.10.07
多くの方が憧れる木の家。
天然の木材を使って建てられた家は居心地が良く、たくさんの人を魅了しています。
こうしたイメージの通り、木の家には非常に多くの魅力がありますが、一方で注意するべきポイントもゼロではありません。
今回は、木の家の良さを最大限引き出すために知っておきたい、木の家の注意点や家づくりのポイントをご紹介します。
木の家を建てたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□木の家の注意点とは?
1.板が反る場合がある
天然の木材には調湿効果があり、湿気を吸収したり放出したりして室内を快適な環境に保ってくれます。
しかし、こうした調湿効果を持っているがゆえに、湿気を吸収したり放出したりする過程で板が反ったり割れたりしてしまうケースがあります。
可能性はそれほど高くありませんが、こうした自然素材ならではの性質を理解しておくことは非常に大切です。
2.水や汚れに弱い
無垢材は水に弱く、こぼした水を放っておくとシミができてしまいます。
汚れについても同様で、人工的に作られた素材に比べるとどうしても汚れは付着しやすいと言えます。
3.品質にばらつきがある
工場で人工的に作られた建材に比べると、どうしても品質にはばらつきが出てしまいます。
基本的には品質にばらつきが少ない木材が使われますが、自然素材は完全に同じ品質にはなりません。
色ムラや木目にはばらつきが出てしまいますが、そうした部分も楽しめる方が木の家に向いていると言えます。
4.コストが高い
天然の木材は価値が高いため、木の家はどうしてもコストが高くなってしまいます。
快適な家づくりのために自然素材を使うことは重要ですが、それにこだわるあまり、他の部分にお金をかけられなくなり、トータルで家のクオリティーが下がってしまっては本末転倒です。
きちんと無理のない範囲で計画を立てることが大切です。
□木の家で後悔しないために!
木の家で後悔しないためには、後悔しやすいポイントを知っておくことが何よりも重要です。
ここまで述べたように、木の家は完璧な家ではなく、自然素材ならではの注意点も存在します。
そのため、きちんとそうした部分にも目を向け、対策を講じたり、前もって理解しておくことが必要です。
また、木の種類ごとの特徴を理解しておくことも非常に重要です。
一口に木の家と言っても、どんな木材を使うかによって仕上がりには差が出ます。
こだわった木の家づくりをしたいというのであれば、「どの木材を選ぶのか」といったところからこだわることが大切です。
□まとめ
今回は、木の家の注意点や家づくりのポイントをご紹介しました。
木の家には多くの魅力がある反面、「水や汚れに弱い」「コストが高い」など、注意するべきポイントも挙げられます。
魅力だけではなく、そうした部分もきちんと理解して、理想的な木の家を目指しましょう。
投稿者プロフィール
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丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。
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