年収500万円だと住宅ローンはいくら借りられる?

  • お役立ちコラム

2023.09.17

マイホームを購入する際にほとんどの方が利用する住宅ローン。
「自分の年収でいくら借りられるんだろう」
今後の人生にも関わる重要なお金のことであるため、多くの疑問や不安をお持ちになることでしょう。

今回は、そんな住宅ローンについて、年収500万のケースを例に解説します。
いくら借りられるのか、などの疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。

□年収500万円だと住宅ローンはいくら借りられる?

「年収が500万円の場合、どのくらい住宅ローンを借りられるのか」
という疑問に対する答えは、考え方によって異なります。

*返済比率の上限から考える借入額

銀行でローンを借りる場合、借入可能な金額の上限は、返済期間を35年とすると約3,520万円となります。
銀行で借りる場合は返済比率の上限が35%となっているため、年収500万円の場合、1年あたりの借入額の上限は175万円となります。
これを月々に換算すると、毎月の返済額は約14万5,800円となります。
銀行でローンを借りる場合、この数字が上限の目安となりますが、審査基準などは銀行によって異なるため、各銀行の基準を個別に見ていく必要があります。

また、フラット35を利用する場合は融資比率9割以下の場合は約5,090万円、融資比率が9割超の場合は約4,740万円となります。

*理想的な返済比率から考える借入額

返済比率の上限は35%ですが、実際に返済比率を35%に設定すると、生活がかなり厳しくなる事態も想定されます。
そこで、理想的な返済比率を25%として考えると、年間の返済額は125万円、月々の返済額は約10万4,100円となります。
この場合、年間の返済額は銀行の場合は3,690万円、フラット35の融資比率9割以下の場合は約3,640万円、融資比率9割超ならば約3,390万円となります。

□まとめ

今回は、年収500万円で借りられる住宅ローンの金額や、頭金なしのデメリットについて解説しました。
ローンを借りるにあたっては、無理のない返済計画を立てることが非常に重要です。
今回ご紹介した目安を参考にしつつ、頭金にも注意して、理想的な返済計画を立てましょう。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

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