新築の屋根はどうすれば良い?屋根の種類をご紹介!
- お役立ちコラム
2023.08.21
外壁の色や素材、玄関ドア、窓の配置など、住まいの外観の印象を左右する要素は様々ですが、中でも思った以上に影響が大きいのが「屋根」です。
屋根は外壁などに比べるとあまり重視されませんが、どんな形を選ぶかによって建物全体のテイストが決まってくることがあるなど、想像以上に重要度が高いのです。
また、屋根の種類ごとに異なるメリットやデメリットがあるため、家づくりのパターンに合わせて最適な種類を選ぶ必要があります。
今回は、そんな屋根の種類についてご紹介します。
□新築で選ばれる屋根にはどんな種類がある?
1.切妻屋根(きりづまやね)
切妻屋根は、屋根の頂上から2つの面が地上に向かってそれぞれ斜めに乗せられた形の屋根です。
開いた本を逆さに被せたような形とも表されます。
構造がシンプルで雨漏りのリスクが低く、費用も抑えやすいといったメリットがある一方で、個性を出しづらいといったデメリットがあります。
2.寄棟屋根(よせむねやね)
寄棟屋根は、屋根の頂上から4方向に傾斜面がある形の屋根です。
4面に屋根があるため安定感があり、激しい雨風や積雪にも強いなど、耐久性の高さが強みです。
一方で、切妻屋根に比べるとコストや雨漏りのリスクが高くなることがデメリットだと言えます。
3.陸屋根(りくやね・ろくやね)
陸屋根はビルのように平らな屋根で、平屋根(ひらやね)と呼ばれることもあります。
シャープでモダンな外観になることや、屋上を活用できることがメリットとして挙げられる一方、通常の屋根に比べて水はけが悪く、雨漏りへの対策が必要なことがデメリットとして挙げられます。
4.片流れ屋根
片流れ屋根は、1方向だけに傾斜がついている形状の屋根です。
スタイリッシュで現代的なデザインの住宅と相性が良く、シンプルな構造であるため工事費用を抑えやすいといったメリットがあります。
一方で、屋根によって外壁が守られる箇所が少ないため、外壁の劣化スピードが早まったり、雨漏りのリスクが高まったりするといったデメリットがあります。
5.方形屋根(ほうぎょうやね)
方形屋根は、ピラミッド型(四角すい)の屋根です。
屋根の頂点から4方向に傾斜が広がるという点では寄棟屋根と同じですが、寄棟屋根には大棟と呼ばれる直線上の棟がある一方、方形屋根にはそれがないといった点で違いがあります。
寄棟屋根と同じように耐久性に優れており、さらに棟がないため寄せ棟屋根に比べて雨漏りのリスクが低いといったメリットがあります。
一方で、建物が正方形か正方形に近い形でなければ施工できないといった点がデメリットとして挙げられます。
□まとめ
今回は、新築で選ばれる屋根の種類をご紹介しました。
今回ご紹介した屋根は新築でよく見られる代表的な屋根ですが、他にも屋根には多くの種類があります。
また、それぞれの種類ごとに異なるメリット・デメリットがあります。
住まいを新築する際には、そうした多くの屋根の種類を見比べて、ベストな屋根を選ぶようにしましょう。
投稿者プロフィール
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丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。
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