新築で人気の片流れ屋根はどんな屋根?特徴や失敗例をご紹介!
- お役立ちコラム
2023.07.25
新築住宅の建設をご検討中の方には、失敗しない屋根選びの情報を集めたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
屋根にもたくさん種類があるのでどれを選んでいいかわからなくなってしまいますよね。
そこで今回は、片流れ屋根についてピックアップし、片流れ屋について詳しくご紹介していきます。
□新築で人気の「片流れ屋根」とは?
片流れ屋根とは、数ある屋根の中でも最もシンプルな形をした屋根です。
一方向だけに傾斜がある形状が特徴的で、シンプルな形である故に工事も簡単に行えるのです。
また、簡単な構造なので特別な部品も必要ないので、コストも抑えられるのです。
更には、片流れ屋根は屋根自体の面積が広いため太陽光パネルの設置をしたい方にもおすすめでありますし、一般的な屋根よりも高い位置に窓を設置できるので、自然光が室内をより明るく照らせます。
見た目もシャープで個性的なため、一風変わった住まいに仕上げたいと言う方にはとてもおすすめの屋根です。
□片流れ屋根の失敗例は?
・雨漏りが起きてしまった
片流れ屋根は雨漏りがとても起きやすいです。
雨漏りの1番の原因は、外壁と軒下のつながり部分に風や雨がさらされるリスクが高いからです。
家の寿命を考えると、高温多湿の気候である日本にはあまり向いていないかもしれません。
・外壁がよごれてしまった
雨漏りと同様に、雨によって外壁が濡れやすいという点から汚れやすくカビも生えやすいのです。
中でも北側の外壁には注意が必要であり、土地の場所によっては建てたばかりでも汚れてしまう可能性が大いにあります。
これらを防ぐためにも、撥水加工が施された外壁を採用して対策を念入りに行っておきましょう。
・雨が入り込んでしまう
片流れ屋根は、軒のかかりが少ないので窓から室内に雨が入り込みやすいです。
雨が入り込んでしまうと室内の床や壁にまで影響し、内装が痛む原因になります。
・日差しが強い
片流れ屋根は軒が短い分、暑い日差しを遮ることができません。
軒の長さは雨風を防ぐためだけでなく、日差しを遮るためにも非常に重要な役目なのです。
□まとめ
今回の記事では、近年人気が高まっている片流れ屋根についての簡単なご紹介と、片流れ屋根の良い点や悪い点についてもご紹介しました。
片流れ屋根のいちばんの欠点は雨漏りが起こりやすいポイントですが、しっかりとメンテナンスを行って対策をすることでリスクは軽減できるのが事実です。
片流れ屋根をご検討中の方はぜひこの記事を参考にして対策してみてはいかがでしょうか。
投稿者プロフィール
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丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。
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