平屋でガレージハウスを選ぶメリット・デメリットは?注意点もご紹介!
- お役立ちコラム
2023.05.13
おしゃれな家を実現したい方や車好きな方の中には、「ガレージハウスに憧れる」という方も多いことでしょう。
実際、ガレージハウスはそのような方に選ばれることが多く、満足度も高い傾向にあります。
そんな魅力的なガレージハウスと併せて検討してみていただきたいのが「平屋」です。
近年は平屋の人気が高まってきており、ガレージハウスの平屋を選ぶ方も見かけるようになりました。
今回は、そんなガレージハウスの平屋について、メリット・デメリットや注意点をご紹介します。
新築をお考えの方は、ぜひご覧ください。
□ガレージハウスの平屋を選ぶメリット
1.車を風雨から守れる
車を屋内に格納できるため、風雨に晒されて汚れたり劣化したりする心配がありません。
高級車をお持ちの方や車好きな方にとっては、非常に大きなメリットでしょう。
2.車をいたずらや盗難から守れる
風雨だけでなく、いたずらや盗難からも愛車を守れます。
壁やシャッターで車が守られるため、飛んできたものが車にぶつかったりする心配がなく、簡単に盗まれることもありません。
3.雨の日の乗り降りが便利
室内に直接つながるガレージの中で車の乗り降りができるようになるため、雨の日の乗り降りが非常に楽になります。
買い物から帰ってきたときに、両手で荷物を運んでも雨に濡れる心配がないため、生活の質アップに繋がります。
4.介護や子育てに便利
屋内で車の乗り降りができて、家への出入りも簡単であるため、お年寄りや小さな子供にとっても安心です。
特に車椅子やベビーカーを使う場合は、雨に濡れないガレージはたいへん便利です。
屋内とガレージの出入口にスロープを作ったり、ガレージ内に手すりを設けたりすることで、より介護や子育てに適した住まいになるでしょう。
5.愛車を眺められる
室内とガレージの間にガラス窓を設けることで、室内からいつでも愛車を眺められるようになります。
高級車をお持ちの方や車のカスタムを楽しんでいる方にとっては、自慢の愛車を家で眺められる間取りは理想の間取りと言えるでしょう。
6.趣味や収納のスペースとしても使える
少し余裕のある広さのガレージにすれば、そこで趣味を楽しんだりアウトドア用品や季節用品を収納したりできます。
車を移動させてガレージで子供と遊んだり、バーベキューをしたりといった使い方もできるでしょう。
□ガレージハウスの平屋を選ぶデメリット
1.建築コストが高くなる
同じ広さの建物を建てる場合、通常の建物に比べて建築コストが高くなります。
1階をガレージとして広くスペースをとるためには、建物の強度を高める必要があるからです。
ただし、駐車スペースの確保や駐車場を借りるのに必要な分のコストを節約できる面もあるため、必ずしもコストが大きなデメリットになるとは限らないでしょう。
2.間取りが難しくなる
1階部分の多くのスペースをガレージが占めることになるため、玄関やリビングの位置がある程度制限されてしまいます。
特にリビングについては、1階に配置すると広さが制限されてしまうため、2階に配置するケースが多いです。
足腰の弱った高齢者や小さなお子様にとっては、2階リビングはあまり利便性の高い間取りではないため注意が必要です。
3.騒音や排気ガスに注意が必要
同じ建物内に居住スペースと駐車スペースが配置されることになるため、駐車の際に車のエンジン音やドアの開閉音が室内に響いてしまいます。
また、きちんと換気をしないと排気ガスが室内に入ってきてしまうこともあります。
音や排気ガスで生活の質を下げてしまうことがないように、間取りや換気には注意が必要です。
□平屋でガレージハウスを選ぶ際の注意点
平屋でガレージハウスを選ぶ場合、いくつか注意するべき点があります。
例えば、第一に意識しなければいけないのが「居住スペースを先に確保する」ということです。
ガレージハウスは間取りや居住空間に使えるスペースが制限されるため、基本的には2階建て以上の住居で採用されることが多いです。
平屋でもガレージハウスは十分実現可能ですが、2階建て3階建てよりもさらに間取りには注意が必要になります。
「ガレージハウスにしたい」という思いばかりが先行して、居住スペースが十分でないのにガレージハウスの平屋を建ててしまうと、生活しにくい家になり、後悔する結果になりかねません。
「どのような間取りにすれば効率よく居住スペースを確保できるのか」「そもそもガレージハウスにすることは可能なのか」といったことをじっくりと検討し、最適な間取りを選びましょう。
□まとめ
今回は、ガレージハウスの平屋のメリット・デメリットと注意点をご紹介しました。
ガレージハウスと平屋にはそれぞれ多くのメリットがある一方、デメリットも存在します。
また、ガレージハウスと平屋を組み合わせた家には、その家ならではの魅力や注意点があります。
魅力についても注意点についてもしっかりと理解した上で、ご自身に合った間取りを選んでみてくださいね。
投稿者プロフィール
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丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。
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