注文住宅の打ち合わせ期間はどのくらい?回数の目安や流れもご紹介します!

  • お役立ちコラム

2023.02.04

注文住宅は建売住宅とは異なり、ハウスメーカや工務店との打ち合わせの回数が非常に多くなります。
建売住宅はすでに建設された住宅を見て判断しますが、注文住宅は一から作り上げる必要があるためです。

注文住宅の打ち合わせ期間は2ヶ月から5ヶ月かかることが一般的ですが、さらに長くなることもあるのです。
今回は、注文住宅の打ち合わせ期間や回数の目安、打ち合わせの流れ、注意点について解説します。

□注文住宅の打ち合わせ期間と回数の目安をご紹介!

冒頭でもお伝えしたように、注文住宅の打ち合わせには2ヶ月から5ヶ月ほどが必要となります。
その期間中の打ち合わせは10回の方もいれば、30回ほど行う方もいらっしゃいます。

ただし、打ち合わせ回数が多いほど、理想通りのマイホームが実現するというわけではないため注意しましょう。

打ち合わせの回数が多くなるほど、労力を費やすことになり、打ち合わせをストレスに感じてしまう方もいらっしゃいます。
複数のハウスメーカーや工務店に見積もりを依頼すると打ち合わせの回数がさらに増え、負担となるでしょう。

そのため、詳細な打ち合わせをするメーカーは契約する一社のみにしましょう。
ある程度の大枠が決まってから具体的に打ち合わせしていくのが一般的です。
さらに、打ち合わせ内容を事前に把握しておくことで、何を決めておけば良いのかを理解でき、不必要な打ち合わせを減らせます。

□注文住宅の打ち合わせの流れとは?

ここまで、打ち合わせの期間や回数などについてお伝えしてきました。
では、打ち合わせでは具体的に何を決めるのでしょうか。
以下では注文住宅の打ち合わせの流れを3ステップに分けてお伝えします。

*着工前の流れ

着工前の打ち合わせでは、住宅の間取りや設備、費用について打ち合わせます。
この際に、どのようなマイホームを作りたいのかをしっかりと伝えることが重要です。

着工前の打ち合わせは一般的に5回から10回ほど行われますが、優先したい条件や希望を伝えましょう。
これらを明確にしておくことでよりスムーズに進められます。

ただし、希望を全て叶えられるわけではありません。
希望するものが技術的に不可能だったり、法律によって制限されたりするためです。

また、予算も明確に伝えることが大切です。
予算についてしっかりと話し合っていなければ、予算オーバーの提案をされることも珍しくないのです。

*着工後の流れ

着工後の打ち合わせは一般的に1回から4回ほど行われます。
これらの打ち合わせでは、着工前に打ち合わせた内容通りに工事が進んでいるかを確認します。

打ち合わせた内容と違っていたり、変更したい箇所があったりする場合は早めに伝えましょう。

また、このタイミングでコンセントの場所や、壁紙の使用を決めることがあります。
理想のマイホームを実現するために希望をしっかりと伝え、予算とのバランスも考えながら決めていきましょう。

*引き渡し前の流れ

住宅が完成した後に1回から2回ほど打ち合わせを行います。
工事が完成しているため最終確認となります。
特に問題がなければ無事に引き渡しへと移行します。

ただし、依頼内容と明らかに異なる場合や、工事に問題がある場合は修正を依頼しましょう。
完成後に後悔しないためにも、着工前に希望を伝えておくことが大切です。

□注文住宅の打ち合わせにおける注意点について

ここまで、注文住宅の打ち合わせの流れについてお伝えしてきました。
理想のマイホームを実現するためにはいくつか注意点があります。
以下では、注文住宅の打ち合わせにおける注意点をお伝えします。

1.打ち合わせの記録を取っておく
ハウスメーカと打ち合わせをした際には、必ず打ち合わせの記録を取っておきましょう。

打ち合わせの記録を残しておくことで、トラブルが発生した際に対応できるようになります。
トラブル発生時の証拠にもなるため、打ち合わせの記録をハウスメーカーと共有しておくことでトラブルを未然に防げるでしょう。

2.スケジュールに余裕をもつ
注文住宅の打ち合わせ期間や回数の目安は家を建てる時期によって異なります。
賃貸の更新時期に合わせて退去する場合は、新居への入居が間に合わないと仮住まいが発生したりしてしまいます。

また、入学、入社のタイミングで引っ越す際も、引越しが遅れてしまうとトラブルが発生してしまいます。
スケジュールに余裕がなければ、本来こだわりたい部分を妥協することにもつながるため、スケジュールには余裕を持っておくと良いでしょう。

□まとめ

今回は、注文住宅の打ち合わせ期間や回数の目安、打ち合わせの流れ、注意点について解説しました。
注文住宅の打ち合わせ期間は2ヶ月から5ヶ月ほどが目安です。

ただし、注文住宅を建てる時期や、希望によってこの目安は変わるため事前にハウスメーカや工務店に相談すると良いでしょう。
打ち合わせで具体的にどのような項目を決めるのかを事前に把握しておくことでスムーズに進められます。
注文住宅を検討されている方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

投稿者プロフィール

丸三建築工房 編集部
丸三建築工房 編集部
丸三建築工房が提案する住まいは、流行に左右されない普遍的デザインと自然素材を特徴とした、何年経っても心地よい住まい。
ワインやファッションに時間が経つほど価値を増す「ヴィンテージ」があるように、住まいにも時が生み出す愛着と経年美があります。
親から子供へ孫へと受け継がれ、いつまでも美しくみんなから憧れる住まいとして、価値ある資産となる家をつくります。

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